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仕事を休めない医師たち

FIRE
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Twitterを見ていたら、気になるツイートを目にしました。

 

 

Dr.だすまんちゃんさん(@dasmanchan)のツイートです。
ツイートから半日で結構な話題となっています。

 

今回は、医師の働き方とプライベートとの優先順位についての話題です。

 

医師はプライベートより目の前の患者を優先してしまう職業

医師は急に休めない

医師は、プライベートで急な事態があっても、簡単に仕事を切り上げて早退するのは難しいのが現状です。

これは、勤務医だけではなく開業医もそうだと思います。

 

家族の病気だけではなく、妻の出産とか、子どもの行事が延期になった時とか、本当は家族として立ち会いたいものの、元々予定されていたものでなければ行くのは難しいということが多々あります。

 

自分も数年前に祖父を亡くしましたが、ちょうどその日の夜は当直でした。

同僚に当直を代わってもらうことも可能ではありましたが、申し訳なさもあり、当直は予定通りこなして、翌朝に向かった記憶があります。

 

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医師の業務は他の人に代わってもらいづらい

医師の仕事は、どの医師でも対応が可能なものと、自分でなければ難しいものとに分かれます。

処方薬の継続や、不足分のみの処方、主病名とはあまり関連のない症状への対応などは、普段から担当している医師じゃなくても対応可能です。

 

一方で治療方針に関わることや、診断に関することなどは、主治医(チームの場合には担当医)でなければ対応が難しいこともあります。

精神科の場合だと、病態をどう見立てているのか、どういう種類の薬を使う・使わない方針か、なども主治医の判断になってきます。

その方針によって、患者さんとの関係性も左右されることもあるからです。

患者さん側も、慣れた医師でなければうまく話ができないということもあったりします。

 

このように自分に患者が任せられているという感覚が強く、自分が対応しなければいけないという責任感や義務感が頭から離れず、プライベートを優先して簡単に休んだりはできないのです。

 

医師は最初からプライベートを諦めている

これらのことは働く前からわかっていて、それでもこの職業を自ら選んでいるのが医師たちです。

最初から、プライベートより仕事優先となってしまうことを覚悟し、プライベートでの突発的なことに対しては家族に任せると割り切って諦めているという感覚の人が多いと思います。

 

それが家族のために働くということであり、医師として患者さんのために働くということなのだと、自分に言い聞かせているのです。
本当は今すぐ仕事を投げ出して駆けつけたいという気持ちに対して、見て見ぬ振りをしてしまっているのです。

 

精神科の場合、時間外や休日の呼び出しはほとんどありません。

なので、元々予定されているような子どもの行事などへの参加はできました。

それは本当に精神科でよかったなと思う点の一つです。

 

子どもが不調な時でも仕事に行く働き方で良いのか?

ただ、仕事で不登校の子の治療をしていたりすると、「もし自分の子が朝に体調が悪いと言ってきたら、自分は子どものそばにいてあげられるのだろうか?」と考えたりします。

現状では、1〜2日仕事を休むことはできたとしても、頻繁には休むことはできず、辛い思いをしている子どもよりも仕事を優先しなければいけません。

それで本当に良いのかなと、やっぱり今の働き方に疑問を感じてしまいます。

 

 

そのように疑問を持つことなく、「医師なのだから患者が優先なのが当たり前」と思える人は、ずっとバリバリ働くのに適性があるんだと思います。

ただ自分はそうは思えません。
患者優先と思おうとすると、自分に嘘をついているような気がしてしまうのです。

 

そんな自分は、やはりセミリタイアに適性があるんだと思います。

 

自分が納得のいく働き方・生き方をするのが一番ですね。

 

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