精神科に興味のある先生。
精神科は面白いですよ!
と言われても、精神科での経験がなくてもやっていけるのだろうかと不安もあると思います。
他科から転科してきた先生とも一緒に仕事をしたことがある精神科医が、実際のところをお話しします。
精神科医は何歳からでもできる
精神科は、体力不要、腕力不要、視力不要。
特別な能力は必要ありません。
最低限の「コミュニケーション力」と「思いやり」さえあれば出来ます!
大丈夫です、多くの医師の場合はそれらをすでに持ち合わせています。
コミュニケーションもすごく高い能力が必要ということではなく、普通の力があればいいのです。
実際、自分もけっこうな人見知りで、普段は他人と世間話とかは苦手です。
それでも診療となれば、精神科医モードに気持ちが切り替わるので、問題なくこなせています。
精神科医はどの科からでも転科できる
これまで、眼科、皮膚科、麻酔科、救急科、産業医、病理、小児科、外科、内科などの出身の先生と一緒にお仕事をしましたが、皆さん精神科に適応していました。
その理由の一つとしては、これまでの診療でも患者や家族の話を聞いたり、治療に関する説明をしたり、それなりに患者や家族と接してきた経験があるからだと思います。
転科してきた先生が、精神症状以外の病態に対する知識や対応するスキルを持っていることは、一緒に働く精神科医や看護師にとって非常に頼りになります。
【結論】精神科医は誰でもできる
つまり、いつでもどこでもだれでも精神科医は出来てしまうのです。
あくまでも、ここでいう「できる」というのは、最低限の病棟や外来での診療ができるということであり、経験を積んだ精神科医と比べてスキルが劣ってしまうのはやむを得ません。
精神科というのは治療年数を重ねるごとに色々な経験が積み重なって、精神療法に深みが出てくるように感じます。
奥が深い診療科に思いますし、面白いなと感じます。
精神科への転科を相談するなら
精神科への転科・転職を相談するなら、医師専用の転職サイトをうまく活用しましょう。
自分が働いている病院に転科で入ってきた先生も、転職サイトを利用していました。
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