2021年も12月になり、残り1ヶ月となりました。
この12月頃というのは医師の転職活動が活発化する時期です。
現在勤務している病院にも、ここ１〜２ヶ月の間に何名か転職希望の医師が見学に来ていました。
すでに退職を決めている自分としては、「おお、それぞれ動き出しているな」と思いながら眺めていました。
医師転職が12月に活発化する理由
多くの転職希望者は、年度替わりの4月から勤務を希望しています。
4月からの勤務開始を考えると、3ヶ月前には次の転職先を決めておきたいと考える医師が多いため、11月〜12月には相談や見学も増えるのです。
一方で求人を出す病院側も、この時期頃に在籍している医師から退職希望を告げられて来年度からの人員確保が必要となります。
来年度からの体制に支障が出ないように医師を確保するために常勤や非常勤の求人を増やします。
そのため、12月というのは転職希望者も病院からの求人も増えるのです。
非常勤の場合は、4月から勤務の求人はこの時期くらいまではあまり出てこないことが多いです。
この時期より前の求人というのは、基本的に年度の途中ですぐに働ける人向けになっています。
医師の転職活動に転職エージェントを利用すべきか？
これから転職を考えている方の中には、転職エージェントを使うかそれとも自分で直接興味のある医療機関に問い合わせるか悩まれているのではないかと思います。
転職エージェントを利用することに躊躇する理由としては以下のようなものがあると思います。
- 転職を考えていることが勤務先にバレるのではないか
- エージェントから変な求人を紹介されるのではないか
- 頻繁に連絡が来て煩わしいのではないか
自分の場合は、自分で情報収集をするのが面倒だと感じたので、転職エージェントに登録をしました。
各社の違いを比較したかったので、複数のエージェントに登録しています。
転職エージェント利用のメリット
- 匿名で求人内容や業務内容に探りを入れてもらえる
- お金の話を気兼ねなく相談できる
- 自分が考えていなかったような求人を提案してくれる
基本事項として、転職エージェントと相談している段階では、今の職場に転職活動をしていることはバレないように対応してくれます。
病院に対する求人の問い合わせも匿名で行なってくれます。
こんなことを聞いたら失礼かなとか、ここまでお願いしてもいいのだろうかと思うような質問や要求も、匿名なので聞きやすいです。
しかも基本的に連絡はメールなので、それも気持ちが楽です。
そして、自分では見つけられない求人を紹介してくれたことが一番利用をして良かったなと思う点です。
転職エージェント利用のデメリット
- 複数のエージェントに登録をしても似たような求人ばかり
- 忙しい時に連絡が来ると、メールの返信が面倒
- 非常勤の場合は時期次第ではあまり求人がない
時期や地区にもよると思いますが、異なるエージェントに登録しても同じような求人を提案されました。
なのですでに知っている求人を紹介されて断るのが面倒ということはあります。
さらに忙しくしている時にきた連絡だと、メールを返信するのがすごく面倒に感じてしまいます。
ただそれぞれ「非公開求人」というものを持っていて、そこで独自の求人を紹介してもらえることがありました。
自分の場合も、その非公開求人の中から申し込みを決めました。
【結論】転職エージェントは登録しておいて損はない！
自分の経験も踏まえて、やはり良い求人を見つけるためには転職エージェントを利用するのが良いと思っています。
よっぽどメールや電話での連絡が苦手という人や、すでに申し込もうとしている転職先のあてがある場合を除いて、無料登録はしておいて損はないでしょう。
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