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いまだに国試勉強の夢を見る

FIRE
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繰り返し見てしまう夢ってありませんか?

自分には、いまだによく見る嫌な夢があります。

 

それは「国試の勉強が試験までに間にあわなくて焦る夢」です。

 

目が覚めた時にほっとする。
だけど、またしばらくすると夢に見る。

 

自分を追い詰めるような内容の夢って、何なのだろうということを考えてみました。

 

医師の自分が繰り返し見る夢とその理由について

国試の夢というのは、医師の中では比較的よくある話かもしれません。

 

医師国家試験を受けたのはもう10年以上も前の話。

それでもいまだに夢を見ます。

 

試験当日の夢ではなくて、試験前に自宅学習をしていて、まだ解き終えていない問題集が山積みになっているという内容です。

 

医学部6年生の時には「クエスチョン・バンク」を問題集として使用していました。

出題頻度が少ない分野は後回しにしていたので、反復演習が不十分に感じていた記憶はあります。

 

いまでも夢に見るというのは、当時の必死に勉強しているけど追い込まれるような感覚が、鮮明に記憶に刻まれているのかなと感じます。

 

 

他にもよく夢に見るのは、「部活の大会で負ける夢」「研修医として指導医からの電話に出ている夢」などです。

 

これらの夢に共通することは、これまでの人生の中で必死に努力して時間を過ごした時期の夢であるということです。

 

辛い過去を繰り返し夢に見るのは、自分にとって忘れられない経験だからなのかもしれない

どうやら自分の場合、繰り返し見る夢というのは、自分にとって忘れられない経験が鮮明に記憶に残っており、今の自分にも影響を与えている、だから夢に見るということのような気がします。

 

特に精神科医として仕事をするようになってから、何度も「しんどいな」と感じる瞬間はありました。

そういう時に、「とは言え、研修医時代の他の科での環境の方が何倍も大変だったよな」と思い出し、「あの時に乗り越えてきたのだから、今回も何とかなる」と自分に言い聞かせて自信に変えるということが何度もあります。

 

若い頃にがむしゃらに努力した経験が、今の自分の自信や忍耐力につながっているのです。

 

若いうちは「質」を追求せずに「量」をこなす経験も大切

先日、読んだ本にこんなことが書いてありました。

「質を追求するな。量をこなせ」
 新人のうちはこの言葉に尽きる。

田端慎太郎 著『ブランド人になれ!会社の奴隷開放宣言』より引用

 

さらには初期臨床研修についても触れられていました。

ビートルズのハンブルク下積み時代も2年だ。MBAを付与するビジネススクールや、弁護士になるためのロースクールの修習期間も2年だ。医師国家試験に合格してから、臨床実習をする期間も2年だ。
つまり、20歳をすぎたような大人に対し、プロとしての基礎を形成するために、必要な育成期間は2年間というのが世の中のスタンダードなのだ。

田端慎太郎 著『ブランド人になれ!会社の奴隷開放宣言』より引用

 

「質」か「量」かということはいろいろな場面で議論されます。

基礎を形成するための下積み時代は量をこなし、がむしゃらに目の前にあるものを一通りこなしていくことが、将来の自分のポテンシャルを高めてくれることになったりするのです。

自分もそうかなと思います。

 

ただし、この下積みはダラダラと長くする必要はなく、2年も続ければ自分のリミッターが外れて、突破力が身につけられると考えて良いようです。

精神科医としてやっていくのも同じで、確かに2年もあれば一通り自分で業務をこなせるようになるものです。

 

 

 

 

まとめ

医師となった今でも、学生時代の国試に関する夢を見るという人というのは、受験勉強を頑張った時期の強いイメージが記憶に残っているからなのかもしれません。

 

何かの分野で一人前になってやっていくためには、2年間がむしゃらに質より量で基礎作りをすることは無駄ではありません。

精神科医としてやっていくことも同じで、2年間くらい基礎的な勉強に加えて、指導医と一緒に困難ケースを診たり、雑務をこなしたりして、ちゃんとした精神科医になっていくのです。

 

 

自分は精神科でがむしゃらに量をこなす時期は過ぎ、次の新しいことにチャレンジしたいと思う時期になりました。

FIREを目指し、セミリタイア達成後には、このブログをがむしゃらに取り組んでも良いですし、それ以外の別のことを始めてみてもいいかもしれません。

 

 

 

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