セミリタイア生活を送るようになって、丁寧な暮らしを心がけるようになりました。
さらに意識できることはないかと思って、松浦弥太郎 著『なくなったら困る100の幸せ』を読みました。
「文房具屋さんで鉛筆を選ぶこと。」
「図書館へ調べものに行くこと。」
「ガラス瓶の飲みのも。」
など、それが生活の中にあるといいなと思えるものがたくさんありました。
そして自分なりの「しあわせ」を考えてみました。
セミリタイア後のしあわせな暮らしのためにしたいこと
セミリタイアしたらこんな生活がしたいと思えるものを、以前からメモにリストアップしていましたが、いよいよそのリストを実践する時がきました。
自分が考えるしあわせな暮らしのためにしたいこと。
以前からセミリタイア後の生活を想像して考えていたのが、以下のことです。
・家族で食卓を囲み会話を楽しむ
・天気の良い日に家族でドライブ
・昼寝
・散歩と日光浴
・健康の心配がないこと
・お金の心配がないこと
・書店で本を手に取って買う
余計な心配事がない状態で、散歩をしたり書店に行ったりする生活を送ることができることに幸せを感じられる気がしています。
そして今回、本を読んでリストに加えたいと思ったものです。
・花を買う
・テーブルの上が片付いていること
・上質でシンプルな服を選び、長く使うこと
・お墓参りに行くこと
・毎日、玄関掃除をすること
・野菜を洗うこと
花、テーブル、玄関など、家に長時間いるからこそ大切だと感じられるものなのかなと思いました。
きっとセミリタイア生活を送る中でさらに大切に思えるものが増えていくことでしょう。
しあわせな生活のための基本は「健康」「つながり」「お金」
精神科医の樺沢紫苑は、「心身の健康」という土台の上に「人とのつながりや愛情」が重なり、その上に「成功やお金」が重なることで幸せが成り立つことを、3つの脳内物質(セロトニン・オキシトシン・ドーパミン)とリンクさせて説明しています。
しあわせな生活のためには、まずこの健康の心配がないこと、孤立していないこと、お金の心配がないことが基本となります。
これらの心配がないというのは全く何の問題もないということではなく、健康・人間関係・お金のことで常に悩まされている状態ではないということなのかなと思います。
なので何かの病気になったらもう幸せは手に入れられないということでもないし、資産がなければ幸せではないということでもありません。
もっともっとと追い求めるのではなく、現状を受け入れることでそれ以上悩まないでいられることが幸せになるためには必要です。
「ゆとり」や「余白」があるとよりしあわせな生活を目指せる
花を買ったり、野菜を洗ったり、玄関を掃除したり。
それ自体ですごく生活がよくなるというものではないかもしれません。
でも、そういったことを生活の中に取り入れられる「ゆとり」・空間や時間の「余白」があることで、よりしあわせな生活を目指せるんじゃないかと思っています。
まだ始まったばかりのセミリタイア生活ですが、今までやってこなかった料理をするようになりました。
料理をする時間的な余裕があるというのは、幸福度を高めてくれていると感じます。
朝は菓子パンではなく、果物を洗って皮を剥いて食べる。
ヨーグルトに入れたり、スムージーにしたりしてもいい。
たったそれだけのことですが、とても満足度が高いです。
自分の「しあわせリスト」の完成を目指していく
『なくなったら困る100の幸せ』には巻末に「あなたのしあわせリスト」を書き込むページが用意されていました。
自分にとってなくなったら困る項目を100個までリストアップできるようになっています。
無理に100個リストアップする必要はないですが、これからちょっとずつ見つけてリストを完成させたいと思います。
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