今月末の退職を前に、現在は有休消化中でセミリタイア生活を送っています。
週5で働いていた時には、勤務時間+残業+通勤時間で1日10〜12時間くらいとられていました。
それが今は0時間なわけですから、自由に使える時間が相当増えたことになります。
よく言われることとして「仕事を辞めてもすることがなくて暇を持て余してしまう」という懸念です。
ただ実際にセミリタイア生活をしていて感じるのは、全くヒマじゃない!ということです。
結構忙しく過ごしています。
セミリタイア生活は結構忙しい
セミリタイアしたからといって暇すぎて辛いということはありません。
というのも、時間ができたらやりたいと思っていたことがたくさんあるからです。
今はそれらをひとつひとつ順番にこなしているところです。
そうするとあっという間に時間が過ぎて、気付けばもう家族が帰ってくる時間になります。
丁寧な暮らしを心がけるようになった
時間ができて生活に変化が出てきました。
大きなものとしては色々なことに気を配るようになり、丁寧な暮らしを心がけるようになったことです。
具体的には、食事の内容だったり運動習慣だったり、家事の頻度だったりです。
働いていた時には忙しくて菓子パンで朝食を済ませたり、食べないこともありました。
それが今は食事を自分で作り、野菜やタンパク質の摂取を心がけるようになったのです。
仕事で忙しかった時には甘いものやしょっぱいものなどのお菓子もすごく食べたくなっていました。
今は体に良いとされるナッツを食べるようにしています。
家事もほとんど家族に任せていました。
仕事が休みの週末にまとめてこなしていました。
今は毎日掃除をし、今までは大掃除の時にしかしなかったような細かなところまでキレイにしています。
時間ができた分、今までしていなかったことをするようになったので、結果として忙しくなってしまいました。
ただ、自分がやりたくてやっていることなので、すごく辛いということもすごく疲れるということもありません。
そこが仕事の忙しさとは違うところです。
心地よい忙しさといったところでしょうか。
朝の散歩と読書の時間が至福
今の生活を始めてから、週5で働いていた頃と比較をして幸せに感じることはたくさんあります。
中でも強く幸せを感じるのが、朝の散歩と読書の時間です。
朝は子どもと一緒に食事をして、子どもの小学校への登校に付き合い、校門で別れてからそのまま散歩をしています。
出勤する人たちとすれ違いながら、「この人たちはこれから8時間の仕事が待っているけど、自分はこれから自由な時間が待っているんだ」と喜びを噛み締めます。
目標は1日5000〜7000歩ですが、今はまだ雪も多くて寒いのでその前に帰ってしまっています。
もう少し春になって暖かくなったら、もっとゆっくり歩きたいなと思っています。
そしてもうひとつが読書の時間を毎日確保できるようになったことです。
今までは仕事に必要な医学書や資産形成のためのビジネス書を読むことはありましたが、小説や教養のための読書をする余裕はありませんでした。
というより、ストレス発散のためにテレビや動画視聴などを優先してしまっていました。
今は発散するストレスもあまりないので、ゆっくり読書を楽しむことができています。
読書が面白くて幸せというよりも、読書を楽しむ余裕のある生活をすることができていることが幸せなんだと思います。
些細なことが幸せをもたらしてくれる
しっかりとした食事、子どもと一緒に家を出ること、散歩、読書。
どれも些細なことです。
でもその些細なことが何年もできずに我慢して生活してきました。
それがストレスとなって蓄積し、心と体を疲弊させる要因となってしまっていたかもしれません。
自分は経済的な安定よりも自分がしたい生活を選択することにしました。
まだ始まったばかりですが後悔はしていません。
おそらく1年後も5年後も10年後も、その決断は間違っていなかったと思っている気がしています。
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