現在医師としてお仕事をされているあなたは、いつまで働こうと考えていましたか?
働ける間は生涯現役と考えている人が多いのではないでしょうか?
自分も病気で働けなくなったりしない限りは、70歳を過ぎても働くものだと思っていました。
でも、FIREというものを知り、セミリタイアにすごく魅力を感じました。
そして今後の働き方を見直すことにしました。
いつまで医師として働くのか?
定年なく、いつまでも働くことが可能なのが医師という職業です。
あなたが提供する医療を求めている患者は後を絶ちません。
そうすると、「自分の時間と患者の命とどちらが大切なのか」と問われているような感覚になってしまいます。
結果、できる限り医師として仕事をした方が良いのではないかと、自分を納得させようとしてしまうのです。
いったい、いつ休むの?家族との時間は?
それではいったい、医師はいつになったら休んで良いのでしょう?
強制的にでも休もうとしなければ、いつまでも働き続けられてしまうなと感じました。
仕事が全てより最優先という生き方から、自分の時間、家族との時間を大切にする生活にシフトさせることを、自分自身で許してあげる決断が必要です。
どこで区切りをつける?
どこかで区切りを付けなければ今の生活を変えることは難しいです。
そのためには、今のような働き方をしないでも大丈夫と思える準備が整った段階で、セミリタイアをしてしまうというのがシンプルで良いと思っています。
自分としては、まだ体力もあって、子供も自立する前で一緒に過ごす時間があるうちにセミリタイアをしたいと考えていました。
具体的には、30代のうちにセミリタイアです。
すでに30代も後半の自分には、リミットはあと数年という状況です。
ここにきて、2020年はさらに色々と考えるきっかけが増えました。
- コロナ禍で自分もいつ感染するかもわからない状況の中で不安を抱えながら、それでも休むことができない常勤という立場。
- 親の病気と介護の問題。
- 妻の仕事負担増加と、それに対する夫としてのサポートのあり方。
どうやってセミリタイアをすれば良いか
基本的には、収入を増やして支出を減らし、十分な資産を貯めてセミリタイアをします。
ただ医師の場合、常勤の労働環境から、週に数日だけの非常勤バイト生活にダウンシフトすることも簡単にできてしまいます。
なので大事なのは、本格的なセミリタイアを「決断する」ことです。
自分がセミリタイアに向けてやっていることは3つです。
- ミニマリスト化
- 株式投資
- 副業(ブログ、SNS)
ミニマリスト化は支出を減らし、こころを安定させる
ミニマリスト化は、消費を抑えて支出を最小化するのに役立ちます。
それだけではなく、モノや情報に溢れかえって落ち着かない環境から脱することで、精神的な安定にもつながる面も持っています。
株式投資でセミリタイア後の生活の基盤を整える
株式投資は、時間を味方につけて資産を増やすことができるものです。
短期のトレードは余程の技術がない限りただのギャンブルになってしまいますが、長期投資を基本とした投資信託やETFへの投資であれば、それなりに資産を増やす可能性があります。
また配当金というかたちで不労所得が毎月得られるのも、今後のセミリタイアの不安に対する大きな支えとなります。
副業はセミリタイアの可能性を高める
医師は時給単価が高いので、当直バイトなどをすれば簡単にお金を稼ぐことができてしまいます。
ですが、それは労働集約型、つまり自分の時間を売ってお金に変える働き方です。
時間の切り売りの働き方をしていては、いつまでたっても時間的な自由を手にいれることはできません。
資産が育つまでは時間をかける必要はありますが、このようにブログを運営してみたり、その他の事業を行ったりすることで、いずれは自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組みを作ることを常に意識しておきたいところです。
副業での収入が得られるようになると、自分の好きな時間に好きな場所で作業ができますし、今の病院勤務という労働とは違った働き方を手に入れられます。
まとめ
医師はいつまででも働けるし稼げる仕事です。
それゆえ、休み時、辞め時がわからなくなってしまいます。
気付かないうちに自分の大切な時間、つまり自分の人生を消費してしまっているとも考えられます。
50代60代になってから、もっと若いうちに自分のしたい過ごし方を選べばよかったと後悔しないために、今のうちから考えておく必要があります。
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