先日、上司に今の職場を退職することを報告できました。
報告のために上司に面談をお願いしてから面談を終えるまでは、不安と緊張でドキドキして落ち着かない毎日を送っていました。
そんな退職報告における不安や緊張に対して、自分なりに気持ちを落ち着かせることができた方法についてお伝えします。
退職報告における不安や緊張をコントロールする3つの対処法
退職報告に挑む際に、実際に自分が役に立ったと思うことを3つご紹介します。
①話すことなどをしっかりと準備する
基本的なことですが、面談時に上司に伝える内容をしっかりと事前に考え準備しておくと気持ちを少し落ち着かせることができます。
どんな物事でも、事前準備はとても大事ですね。
自分は、上司との面談をお願いするためのメールの内容、面談当日の話の流れ、想定される質問への対応などを考えておきました。
また、就業規則を読み込んだり、一般的な退職時における労働者の権利とかも調べたりしました。
あと、YouTubeで「退職報告」「退職理由」に関連する動画を観たりしました。
いくつか動画を見ると、だいたい同じような内容を皆さん話されているので、それを注意しておけば良いんだなという感じに思えて安心しました。
②報告後のスッキリしている未来を想像する
報告時の不安や緊張は、面談の1週前くらいから当日にかけて強まっていきました。
その都度、「あと1週間後には、退職することを伝え終わって気持ちが楽になっている」「明日の今頃には、スッキリとした気持ちになっている」などと自分に言い聞かせました。
つまり、退職の報告を終えてうまくいった後のことを想像するようにしたのです。
そうすると、退職の報告がうまくいくことが既に決まっているように思えて気持ちが楽になりました。
③交渉においてお互いに対等な立場であると考える
そして一番、自分の気持ちを楽にしたのが「自分は相手と対等な立場である」と考えることでした。
退職報告は、上司に対する「お願い」や「相談」ではなく、「病院側との交渉」です。
そしてこの退職に関する交渉において、上司や病院と自分とは対等な立場なんだということに気付きました。
このことに気付くまでは、自分のことを「退職をさせていただく立場」「迷惑をかける立場」と思っていました。
なのでどうしても上司に対して立場が下であると勘違いしていました。
しかしよく考えると、仕事というのは「契約」であり、自分の好きなタイミングで退職を希望することは労働者の自由なのです。
これまでしっかりと働いて病院に貢献してきているし、責められたりする理由は本来ありません。
そう思うと気持ちがすごく楽になりました。
そして、気持ちが楽になると冷静に考えられるようになり、さらに思ったことがあります。
それは、「相手と立場は対等というより、むしろこちらの方が立場は有利なのでは?」ということです。
というのも、退職を報告したとして、こちらは多少責められたり職場の居心地が悪くなるかもしれませんが、退職できないということはありません。
さらには半年後に退職を希望していますが、場合によってはそれより退職日を前倒ししてもいいわけです。
一方で、病院側は辞められたら困る立場です。
つまり、病院に残ってもらえるようにお願いする立場と言えるのです。
当初は相手が上で自分が下だと思っていた立場が、最後には自分の方が立場が上で相手が下であると思えるようになりました。
そう思ってからは本当に気持ちが楽になって、面談に挑むことができました。
まとめ
退職を報告するというのはめったに経験することではないため、非常に緊張するものです。
しっかりと事前準備をし、うまくいくことを想像し、相手と対等な立場だと思うことで、面談をうまく乗り切れるように自分自身の気持ちをコントロールしましょう。
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